中吊りで見かけて、行きたいと思っていた「
ルイ・ヴィトン展」を見に行った。
ブランドって、変わらないからブランドだと思ってたのですが、違うみたい。
ブランドが存在意義を持ち続けるためには、常に変化を求め続けなきゃならない。
ヴィトンは中世のロマネスク様式から、日本の紋様(家紋とか)に至るまで
自分の発想を広げるためにいろんなものを研究したらしい。タイポと柄模様を
組み合わせるおなじみのデザインも、そういう過去の遺物から着想して作られたものだそうだ。
過去だけではなくて、「今」にも積極的。マーク・ジェイコブズや日本の村上隆とのコラボなど、これからの可能性を秘めたアーティストを見抜いて取り立ててもいる。
日本には、そういうことを知ってヴィトンを持っている人がどれぐらいいることか…
私自身はブランドに興味ないんだけど、
今さら難しいことは知らなくてもいいから、せめてそのバッグ一個の価値を
大事にして持ってほしいなとは思う。海外で恥ずかしい日本人を増やさないためにも。
展示の内容も勉強になったけど、それ以上に
県立美術館、すっごいいい!!!
安藤忠雄、家を建てたらすきま風だらけで住みにくいって言うけど(笑)、
おっきい建物見たら、やっぱりかっこいいー☆
夕焼けに浮かぶシルエットが、くやしいけど息をのむキレイさでした。
↓大物被写体にはしゃぐ
天才フォトグラファー(笑)